構造と内容
従来のグレーチング(金属性側溝蓋)底部に金属溶接とメッキ塗装を施し、その空隙部分に透水舗装材を充填して金属枠と強固に接着させた構造であり、バツグンの透水機能と自然石の持つ色彩に富み、景観と環境性を重視した製品です。
商品の新規性
1 有視開口部がなくても、透水速度3cm/sec(部材厚3cmの場合に毎秒3cmの高さの水を透す指数で、素材単体の透水係数≒0.9)以上の透水性を有し、建築アプローチや公園、カラー舗装歩道部の景観にマッチする鋼製蓋板。
2 ヒールや小銭・小物の落下を防ぐばかりではなく、車椅子や自転車等の車輪の脱落を防止するため、病院や福祉施設でも安全に通行することができます。
3 落ち葉やゴミ等の進入を防ぎ雨水は効果的に側溝内に落とす為、水路の流れを円滑にするとともに臭気の浮上を抑制します。
4 強度は当初よりグレーチングが受け持ち、磨耗には周辺金属枠と耐候性樹脂(紫外線劣化防止剤)により保護されているため舗装材の剥離が起き難く、また底面溶接した金属網及び側面金属部との強固な接着により充填舗装材の落下を起こしません。
5 万一、ゴミや砂等により目詰りした場合でも驚異的な透水力により、裏側から水を流すだけで簡単に復旧でき、メンテナンスに手間取りません。
6 市街地や都会で問題の、灰皿代わり(タバコのポイ捨て)やペットのトイレとしての使用を抑制し、衛生的な環境を生み出します。
7 極度の衝撃により万一舗装材が破壊された場合でも、同一充填材による補修が簡単に行え、また再利用も可能です。(舗装材単体曲げ過重≒5N)
自然石使用により多彩な色彩の表現が可能で、景観と透水性に大変優れており、現状では上述の特徴を満足させる様な類似品も流通していない状況下にあります。
価格的にも、市販の粗目グレーチング(金属枠間3cm程)よりは高価なものの、落下防止機能目的で採用されている細目グレーチング(金属枠間1cm程度)よりは安価若しくは同等であり、単位当たりの重量もその中間若しくは同等位に位置しています。